宛名のない手紙

ゲームをやって怪文書を綴り放流している。無意識にネタバレしてたらすみません。

LIVE A LIVE(ライブアライブ)|感想【ネタバレ有り】

LIVE A LIVE(ライブアライブ) -Switch

ライブアライブ、ネタバレ有りでも感想というかプレイメモというかを書いておこうと思います。

以下、自分の攻略順です。

ちなみに特に事前知識はなくて攻略順はなんとなくです。

 

功夫

心山拳の老師が、町のならず者達を集めて自分の後継者を育てるストーリー。

老師が道場を留守にした間に弟子3人のうち2人がライバルの義破門団に殺されてしまう。

自分の行動次第では弟子2人を助ける方法があったのでは? と思ったのですが、稽古の回数の多い1人しか生き残らないようですね。

私はレイでした。

短いながらも3人の弟子達を修行していくうちに弟子達がすごく可愛く思えるようになっていたので、敵討ちに行く時は燃えました。

現代編

最強を目指す高原日勝(読めない)が、世界各地の格闘家達と戦い技を盗むというストーリー。

スト2みたいな雰囲気で、次々と対戦者と戦う。

最初の2〜3戦は連続で負けて無理かも…と思ったんだけど、段々コツが掴めて勝てるようになりました。

ライブアライブの戦闘を理解するのにちょうど良かったかも。

とてもあっさり30分くらいで終わった。

幕末編

忍者組織の1人おぼろ丸が、悪代官のいるからくり屋敷に囚われた重要人物を救出する話…多分。

冒頭のイベントシーンを操作方法ミスって丸々スキップしてしまったのでよく分からない…

途中囚われた人が付いてきてくれるようになるんだけど、潜入の目的がこの人を助けるためだったというのはボス戦直前に気付きました。

さらに、全体マップが見られるんだけど表示方法が分からなくて常にどこにいるのか分からないまま探索していました…

(ちなみにコントローラー中央のタッチパッドを押すと出てきます…)

なんか終始フワッとしたまま終わって、隠し要素とかサブストーリーとか沢山ありそうな気はしたけどほとんど見逃してると思います。

HD-2Dのからくり屋敷は、豪華というか禍々しいというか、すごい良かったです。

原始編

原始人ポゴの集落に別の部族? の美女が逃げてきて、美女を追いかけてきた部族と戦う…みたいな話。

この時代の人たちは我々の理解する言葉は喋らないんだけど、身振り手振りが大袈裟で、終わった後の今は彼らが話していた言葉が分かるような気がします。

ギャグ漫画のノリ。

近未来編

サイキックのアキラが、地元で悪さして人さらいをしているギャング集団に立ち向かうストーリー。

昭和の男、松が体を張りすぎてて笑った。

気合いとか根性とかって私は大嫌いだけど、久しぶりに見ると悪くないかも…とほんのり思えました。

熱い展開の中で「日暮里に行くぜ!」とか言い出してシュールな面白さがありました。

途中ロボットのW1号戦があり、アキラの友達のワタナベの父なのでは? と思われ、助ける方法があるのでは…と思いましたがなさそうでした。

SF編

地球に帰還中の民間の宇宙船の中で些細なことから乗組員同士が疑心暗鬼になり、護送中だった危険生物ベヒーモスも逃げ出して船内はパニックになる…というストーリー。

乗組員の1人カトゥが作った生まれたてのロボット、キューブがみんなの仲を取り持って解決を目指す。

事前にホラー要素ありと聞いていたのでホラー苦手な自分は心配してましたが、心霊的なホラーではなくベヒーモスに追いかけられるパニック的な恐怖でした。

とはいえ当たると即死のベヒーモスにばったり遭遇した時は本当に本当に恐怖でした。

他の章と違って海外ドラマ風のしっとりした章でした。

西部編

流れのお尋ね者サンダウン・キッドが、立ち寄った町がならず者集団に荒らされていたので罠で撃退することになる話。

サンダウンを狙う賞金稼ぎのマッド・ドッグも一時休戦して協力してくれる。

ウェスタンの街並みが作り込まれていて探索がとても楽しかったです。

最後マッド・ドッグと一騎討ちになるんだけど、脳筋プレイヤーなので速やかに倒してしまった。

後で調べたら彼は助ける方法があったようです。

ごめんね。

中世編

7つの章を全てクリアすると出てきます。

魔王に攫われた姫を幼馴染みと共に助けに行くという、よくあるRPGあるあるを踏襲する感じのストーリーなのかと思ったら、魔王を倒した後一変しました。

幼馴染みのストレイボウに裏切られ、民衆に裏切られ、信じてた姫にも裏切られて人間を恨むようになる勇者オルステッド

最終的に魔王オディオになった時、お前かー!! と思いました。

というのも各章のボスが「おでお」的な響きの名前だなとは思っていたのです。

てっきりスタッフの誰かにおでおさんがいるというあるあるなのかと思ってました。

共通点がないと思っていた各章が、黒幕オディオで繋がってたのか…と衝撃でした。

最終章

最終章はおぼろ丸を主人公にしました。

2度魔王オディオ戦で全滅し、装備を集めたりダンジョンに篭ったりで少し戦力強化してから再挑戦してレベル22で勝てました。

最終メンバーはおぼろ丸、レイ、高原日勝、アキラでした。

ちなみにアキラはこれ↓を事前に読んでいたので絶対最終メンバーに入れようと思っていました。

アキラ愛に溢れていて面白いのでおすすめです。

 

 

4人のメンバーは強化していたけど、最後に控えの3人も戦闘に参加させられたのでちょっと焦りました。

控えのサンダウンはレベル20ほどはあったけどポゴはレベル12、キューブは全く強化していないという感じでした。

けどポゴとキューブはポテンシャルが高かったせいか何とか勝てました。

ギリギリだったサブメンバー戦が一番燃えたかも。

最後に7人が1人ずつ魔王に止めを刺して、魔王から分離したオルステッドも魔王に止めを刺して、エンディングです。

熱い展開で満足度がすごいありました。

最終章(オルステッド

最終章の主人公をオルステッドにすると別のエンディングになります。

前のエンディングがすごく良かったのでやらなくてもいいかとも思いましたが、念のため。

魔王オディオが、各時代・地域のボスと主人公達7人を再戦させ、ボス全員を勝たせていくというストーリー。

ストーリー自体はあっさり終わりますが、クリアした時に貰えるトロフィーが「虚しき復讐」だったので本当に虚しいな…と思いました。

余韻が残って良い終わり方だったと思います。

 

以上です。

それぞれ個性のある7章をやりながら、面白いけどこれってなんなの?? と思っていたところに中世編でぐるっと風向きが変わり、最終章で怒涛の戦いでした。

世界救った! という達成感があって楽しかったです。