宛名のない手紙

ゲームをやって怪文書を綴り放流している。無意識にネタバレしてたらすみません。

FINAL FANTASY XVI|感想

FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16) - PS5

ファイナルファンタジー16、そういえばクリアしてから感想を書いてなかったなと思いました。

少し時間が経って印象もまとまってきたのでここに思いついた順に記していきます。

 

まずアクションRPGということでしたが、けっこうアクション寄りでしたね〜

アクションゲームに自信がないので最初は無理かも…と思ったけどなんとかなりました。

サポートアイテムが色々ありますしアクション面で詰むことはないような気がします。

私はオートスローだけはずっと付けていました。

回避する時動きがゆっくりになってくれるやつ。

なくてもどうにかできたんじゃないかと思いつつ、お守り代わりに付けていました。

あとはアビリティを好きに組み合わせられるのが楽しかったですね。

効率性等々を考えると組み合わせは奥が深そうです。

私は使いやすいやつを使いやすいボタン配置で適当にセットしていたのですが、そんな程度でもうまく繋がって戦えた時はやっぱりテンション上がりました。

 

それと召喚獣バトルはすごい演出が派手で、それを操作できるという驚きはすごかったです。

でも操作していると画面をよく見ることができないので、もしかしたら人がやってるところを見る方が感動するのかも。

というか召喚獣バトルはイベント戦って感覚の方が強かったです。

とはいえ何回もGAVE OVER にはなったけど。

でもペナルティなしですぐ再開できたのでストレスはなかったです。

そういえば勝てなくてレベル上げするようなこともなかったな。

レベル上げ好きじゃないので良かったです。

 

ストーリーは、ヴァリスゼアという、動力源をクリスタルかベアラーという魔法が使える人たちの魔法でまかなっている世界の話です。

ベアラーは迫害されていて、ヴァリスゼア内各国の政治は腐敗していて、黒の一帯という生き物の住めない不毛な土地が広がってきていて…という割とどうしようもない世界です。

そんな重厚そうな世界設定の中で物語が展開するのですが、設定自体がちょっと深く考えると疑問が湧いてくるような、深掘りしない方がいいような世界設定だったかなと思います。

そもそも現状のベアラーの状況なら、賢いベアラーが何人か集まって抵抗運動したら迫害されている状況をすぐ転覆できるのでは……実際各地に賢いベアラーは何人かいたのだし、そこのところ引っかかってしまいました。

あとみんなこんな不毛な土地にこだわってないで、どこか別の土地に移り住めば??? とも思っていた。

……と思うところは色々あるのですが、これ以上はあれこれ考えないようにします。

深く考えずに雰囲気を楽しめば良し、かなと思います。

ストーリーはシンプルで分かりやすかったです。

あとキャラクターはみんな良かったです。

自分の考えがしっかりしていて芯の通った人が多かったです。

 

そんな感じで暗く陰鬱なゲームだったんですが、不思議とやめられないおもしろさがありました。

なんでかなと考えたのですが、映像が美しかったからかなと思います。

画面も話も暗い中、輝くような派手な演出が現れると対比もあってすごく心惹かれます。

戦闘も派手ですし。

その明暗の高低差が楽しかったのかな〜と思いました。

結局のところとても楽しかったです。