宛名のない手紙

ゲームをやって怪文書を綴り放流している。無意識にネタバレしてたらすみません。

CharadeManiacs(シャレードマニアクス)|感想③【ネタバレ有り】

CharadeManiacs for Nintendo Switch 限定版

シャレマニ個別ルート感想の続きの続き。最終回。

7人目〜9人目とヒヨリについてです。

以下ネタバレ配慮していませんので特に未プレイの方は見ないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆射落ミズキ

気になる人順に攻略していって7人目。

廃寺くんと凝部くんは重要そうなので後ろに回したので実質最後の人になった。

苦手とかキライとかではないんだけど掴みどころがなくてよく分からなかったのでだんだん後回しになってしまった。

7人目ともなると射落さんが情報局の人だって流石に分かるのでキャラクターの正体という点では意外性はなかったのだけど、展開は意外性があってハラハラした。

異世界配信を止めるために情報局の人間として異世界側と交渉をするのだけど、情報局側に裏切り者がいて交渉失敗してしまう。

完璧そうに見えた射落さんがこんな重要なところで失敗してしまうなんて……

その後これまで犠牲になった大勢のキャストを助けるために1人(ヒヨリ)を犠牲にするか、ヒヨリを助けるために大勢を犠牲にするかの選択を迫られる射落さん。

こういう展開大好きだー!

結局決めきれず射落さんとヒヨリだけが異世界配信の世界に取り残されて、でも諦めないでDEAD END になった大勢のキャストを元に戻す……大どんでん返しはなかったけど楽しかった。

このルートでは異世界配信がどういう仕組みかとかが明らかになるので興味深かった。

これまで1人だけ異世界配信に残る人って時々いたけど、残った後の世界ってこんな感じなんだなとか、キョウヤ√ でDEAD END になった人が戻ってきたのが唐突に感じたけど、戻れる仕組みがあったのだなとか。

展開とかの感想ばかりになってしまったけど、射落さんのことは結局よく分からなかった。

 

◆廃寺タクミ

見た目高校生だけど12歳だっていう廃寺くんは絶対怪しいし、プロデューサーは陀宰くんだったけど真の黒幕的なのは廃寺くんに違いないと思っていた。

なんなら異世界人かと思っていた。

異世界人ではなかったけど、真の黒幕的存在ではあったっぽい。

でもどう頑張ってもBAD END にしかならず「???」のまま終わった。

真相√ が解放されたのでそれを最後まで見たら色々分かるのかな?

とりあえず最後の凝部くん√ を終わらせてから真相√ へ行こうと思う。

 

◆凝部ソウタ

凝部くんは初見では見た目も言動もほとんど興味なかったんだけど、ここまでやって来るうちにすごい気になる人になっていた。

凝部くんは陀宰くんを助けるために異世界配信に戻ってきてたということで、陀宰くんを助けるには別にヒヨリが思い出さなくても良かったんだな。

終盤になって陀宰くんまたこの世界に取り残されるのか、からの凝部くんが思い出してドラマを再演する流れは胸熱だった。

けど結局助けることはできなかった……陀宰くんが助かるには、結局彼の個別ルートか真相ルート? しかないのか……辛。

というかあの世界に陀宰くんが取り残されてるのを知ってしまったプレイヤーたる私は、他の人と幸せになってるヒヨリを直視できないのだが。

陀宰くんの感想ばかりになってしまった。

凝部くんはヒヨリみたいな擦れてない子に興味なさそうと思ってたけど、自分と全然違う考え方をするからこそ気になる存在になってくというのがすごく分かりやすくて良かった。

 

最後に主人公ヒヨリについてちょっとだけ。

ヒヨリはかなりつっこみどころが多い子だったと思う。

(「みんなを信じてる、誰も疑いたくないの!」……このデスゲームの中で?? とか、「忘れるのは嫌いなの!」……といっても何でもかんでもは限度があるだろー! ……とか。すいません)
シナリオ上必要な設定だったというのは分かるから、せめてストーリー中誰でもいいからつっこんでくれてたら良かったのにと思う。

ずっとモヤモヤを抱えていた。

 

以上です!

異世界配信って何? みたいなミステリー的にも楽しめたし、キャラクターたちも魅力的でとても良かったです。

私はゲームをやる時感情のジェットコースターを期待しているところがあるんだけど、シャレマニでは何度かジェットコースター乗せられたので満足度がとても高いです。