宛名のない手紙

ゲームをやって怪文書を綴り放流している。無意識にネタバレしてたらすみません。

名探偵ピカチュウ|感想

名探偵ピカチュウ - 3DS

名探偵ピカチュウをクリアしました!

2018年に3DSで出たソフトです。

 

映画版の名探偵ピカチュウがかなり好きで、いつかやってみたいと思っていたソフトでした。

ちなみに映画は2019年公開です。

それで6月になってやるゲームがない時があったのでちょっと始めてみたのです。

映画版では人間とポケモンが当たり前に一緒に暮らしてる感じが好きだったのですが、ゲーム版も割とそんな感じでした。

しかもゲームだとそういう空間を好きに動き回れるので楽しかったです。

ただ、このゲーム謎解きゲームなのですが、謎解き部分がちょっとあんまり面白くない…

簡単なんですよね。

答えが分かってるんだけど順序立てて証明していかないとクリアにならないようなことが多くてちょっとまどろっこしいというか…

それでだんだんやらなくなって結局中断してたんですけど、6月21日のニンダイでNintendo Switch版の「帰ってきた名探偵ピカチュウ」発売とのニュースが出てるではないか!

なんとタイムリーな…ということで再開して、頑張ってクリアまで行きました。

 

結局最後まで「雰囲気はすごく良い、謎解きは微妙」という感想でした。

でも終盤はステージが豪華客船だったりパレードだったり華やかになるので楽しくはありました。

主人公ティムとおっさんのピカチュウのコンビも好きです。

お調子者のピカチュウに若干引き気味のティムが面白いというか。

あとちょこちょこ動くピカチュウはとてもかわいい。

なので終わってみて楽しかったな〜という感覚はあるので良かったです。

 

新作の帰ってきた名探偵ピカチュウの方はどうなんでしょうね。

今のところどんなゲームなのかまだよく分からないですが。

3DS版で未解決のピカチュウの記憶のこととかティムの行方不明の父のこととかを解決するんですかね〜

 

 

FAINAL FANTASY VII REMAKE|感想

ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード -PS5

ファイナルファンタジー7リメイクを遊びました。

ファイナルファンタジー7リメイクはPSのFF7をフルリメイクしたもので、2020年にPS4版、2021年にPS5版が発売されています。

オリジナルのFF7は1997年に発売されています。

私が遊んだのはPS5版です。

 

え……リメイク発売が3年前……???

ついこの間だった気がするのですが。

発売当時私もかなり興味があったのですが、ハードを持ってないしその後PS5も手に入らないしで諦めていました。

で、この度PS5を手に入れたのでようやく遊ぶことができたのです。3年越し!

 

そして早速始めた訳ですが、私はPS2からPS5にやってきた人間なので映像の美麗さに圧倒されまくりでした。

その超絶美麗な映像の中に、エアリスが花を売ってるシーンとか、エアリスの教会のシーンとか、なんか見たことのあるシーンが時々出てくるので不思議な感じでした。(エアリスばっかりだな)

あとクラウドが腕を組んで壁にもたれる立ち方とか、これやってたな! と懐かしいというか嬉しいというか。

私がかつて見たのはポリゴンポリゴンしたクラウドたちのはずなのに、フォトリアルなクラウドたちを見ても「見たことある」て感覚になるのがなんか不思議だなと思いました。

 

あとスラム街とか、ウォールマーケットとか、ごちゃごちゃしたわい雑な街並みもすごい!

ゲーム画面は実況動画とかで見たことはあったのですが、自分で操作して歩き回るとまた違う感じですね。

色々見て回るのが楽しくて無駄に歩き回りました。

 

ストーリー的には、エンディング付近から意味深なセリフとかシーンが増えてちょっと置いてけぼりでした。

私はそもそもFF7自体ミッドガル脱出の辺りまでしかストーリーを知らないのですが、ストーリーを最後まで知ってる人からしたら分かる内容だったのでしょうか。

それともストーリーを知っていても「???」だったのかな。

 

ちょうどこのリメイクを遊んでいる時に次回作リバースが来年2024年初めに発売予定という情報が出て、タイムリーでした。

リバースは、オリジナルFF7のストーリーを把握した上で遊んだ方がいいのかな。

知らないからこそ楽しめる部分もあるかな??

なんとなく、前者のオリジナルFF7を遊んだことのある人向けな気がしますが。

余力があったらオリジナルFF7も遊んでおきたいです。(たいてい余力はない)

 

久しぶりに遊んだファイナルファンタジーだったので楽しすぎてあっという間に終わってしまいました。

36時間くらい。

エストとバトルレポートはできる範囲はほとんどやって、バトルシュミレーターはほぼ手付かず、ダンジョンは割としっかり回ったつもり、という感じです。

なんかすごくサクッと終わったなという感じです。

個人的な希望だとストーリーもう少し進んだところまでやりたかったなと思うのですが、ミッドガル脱出までだとキリがいい場所での終わりではありますよね。

来年になれば続編が遊べるはずなので待ちたいと思います。

楽しかったです!

ファイアーエムブレム エンゲージ|感想

Fire Emblem Engage(ファイアーエムブレム エンゲージ) -Switch

ほそぼそとFEエンゲージを進めていて、終わりました。

FEエンゲージは、今年(2023年)1月20日Nintendo Switchで発売されたソフトです。

 

発売日から始めていたのですがなかなか進まず、やっと最後まで行きましたー!!

決してつまらなかったとかではないです。

むしろ楽しくてじっくり進めたいと思ってたら時間がかかってしまった…という感じです。

 

ちょっと進めたらしばらく中断して、またやりたくなってきたら再開して、しばらくして中断して…みたいに断続的に続けていました。

エンディングで各章のMVPとクリアに掛かった時間が出てきたのですが、1時間半超えの長期戦の直後に中断しがちだったようです。

力尽きてるんでしょうね。

SRPGって頭使うせいか疲れてしまって集中力が途切れがちになります。

雑にやったらもっとサクッと終わったと思いますが、最後までモチベーション高いままで終わらせられたので良かったです。

 

去年風花雪月をかなりやっていた自分としては、エンゲージにも「重厚なストーリー」的なものをほんのり期待していたのですが,エンゲージ開始15分くらいであ〜これは全くの別物なんだな、と気付かされました。

なんかすごいキラキラしています。

ルフレッドも最初ディミトリにしか見えませんでしたが、筋肉体操が始まって「かっこいいよー!」の相槌をもらった時に別人なんだなと強烈に分からされました。

底抜けに明るい。

早い段階で全く別物と気付けて良かったと思います。

 

エンゲージはエンゲージでとても楽しかったです。

なんだろう、戦闘が楽しかったんですよね…でもどこがどうというのはよく分かりません。

与えられているシステムは全然活かせてなかったと思うんですが、それでも育成したり戦闘したりとあーだこーだと考えるのが楽しかったです。

ゲームの部分が楽しくて、なんかすごく「遊んでいる」という感覚がありました。

 

ストーリーは正直あまり刺さらなくてちょっとむず痒いと思っていたのですが、ラストに紋章士が全員集合して出撃メンバーも一人一人口上を述べて、という最終章は熱くて良かったです。

 

過去シリーズの主人公達が紋章士として出てきますが、私はほとんど知らないので過去シリーズも遊んでみたくなりました。

しかし私は今の手厚いサポートがないとクリアできないだろうと思います…

巻き戻し、カジュアルモード、敵の攻撃範囲表示、攻撃の結果予測、辺りがないと多分無理です。

難易度ノーマルでやってかなり簡単だったと思うのですが、簡単だったからこそ楽しかったのではという気がします。

簡単なのありがたい…

なので過去シリーズは新しい方からちょっとずつ手を出していけたらいいなと思います。

 

ちなみに指輪はアルフレッドに渡しました。

というか最終章の時点で支援Aになってたのがアルフレッドだけで、一択でした…

こうなりそうな予感がして終盤は他の人たちに贈り物をあげたりしていたのですが上がりきらず。

他のキャラ同士の支援もなかなかAまで上がらなくて結構渋いと思いました。

支援会話色々見たかったんだけどな〜

 

支援会話が気になるのとか、まだちょっと遊びたいなと思っていて理想はもう一周したいのですが、すぐにもう一周するのもな、という感じです。

DLCの邪竜の章に手を出すのが現実的かなー、けど終わった達成感はあるけど力尽きているしなーということで、しばらく中断です。

再開は未定ですが。

 

時間は80時間弱くらい。

楽しかったです。

LIVE A LIVE(ライブアライブ)|感想【ネタバレ有り】

LIVE A LIVE(ライブアライブ) -Switch

ライブアライブ、ネタバレ有りでも感想というかプレイメモというかを書いておこうと思います。

以下、自分の攻略順です。

ちなみに特に事前知識はなくて攻略順はなんとなくです。

 

功夫

心山拳の老師が、町のならず者達を集めて自分の後継者を育てるストーリー。

老師が道場を留守にした間に弟子3人のうち2人がライバルの義破門団に殺されてしまう。

自分の行動次第では弟子2人を助ける方法があったのでは? と思ったのですが、稽古の回数の多い1人しか生き残らないようですね。

私はレイでした。

短いながらも3人の弟子達を修行していくうちに弟子達がすごく可愛く思えるようになっていたので、敵討ちに行く時は燃えました。

現代編

最強を目指す高原日勝(読めない)が、世界各地の格闘家達と戦い技を盗むというストーリー。

スト2みたいな雰囲気で、次々と対戦者と戦う。

最初の2〜3戦は連続で負けて無理かも…と思ったんだけど、段々コツが掴めて勝てるようになりました。

ライブアライブの戦闘を理解するのにちょうど良かったかも。

とてもあっさり30分くらいで終わった。

幕末編

忍者組織の1人おぼろ丸が、悪代官のいるからくり屋敷に囚われた重要人物を救出する話…多分。

冒頭のイベントシーンを操作方法ミスって丸々スキップしてしまったのでよく分からない…

途中囚われた人が付いてきてくれるようになるんだけど、潜入の目的がこの人を助けるためだったというのはボス戦直前に気付きました。

さらに、全体マップが見られるんだけど表示方法が分からなくて常にどこにいるのか分からないまま探索していました…

(ちなみにコントローラー中央のタッチパッドを押すと出てきます…)

なんか終始フワッとしたまま終わって、隠し要素とかサブストーリーとか沢山ありそうな気はしたけどほとんど見逃してると思います。

HD-2Dのからくり屋敷は、豪華というか禍々しいというか、すごい良かったです。

原始編

原始人ポゴの集落に別の部族? の美女が逃げてきて、美女を追いかけてきた部族と戦う…みたいな話。

この時代の人たちは我々の理解する言葉は喋らないんだけど、身振り手振りが大袈裟で、終わった後の今は彼らが話していた言葉が分かるような気がします。

ギャグ漫画のノリ。

近未来編

サイキックのアキラが、地元で悪さして人さらいをしているギャング集団に立ち向かうストーリー。

昭和の男、松が体を張りすぎてて笑った。

気合いとか根性とかって私は大嫌いだけど、久しぶりに見ると悪くないかも…とほんのり思えました。

熱い展開の中で「日暮里に行くぜ!」とか言い出してシュールな面白さがありました。

途中ロボットのW1号戦があり、アキラの友達のワタナベの父なのでは? と思われ、助ける方法があるのでは…と思いましたがなさそうでした。

SF編

地球に帰還中の民間の宇宙船の中で些細なことから乗組員同士が疑心暗鬼になり、護送中だった危険生物ベヒーモスも逃げ出して船内はパニックになる…というストーリー。

乗組員の1人カトゥが作った生まれたてのロボット、キューブがみんなの仲を取り持って解決を目指す。

事前にホラー要素ありと聞いていたのでホラー苦手な自分は心配してましたが、心霊的なホラーではなくベヒーモスに追いかけられるパニック的な恐怖でした。

とはいえ当たると即死のベヒーモスにばったり遭遇した時は本当に本当に恐怖でした。

他の章と違って海外ドラマ風のしっとりした章でした。

西部編

流れのお尋ね者サンダウン・キッドが、立ち寄った町がならず者集団に荒らされていたので罠で撃退することになる話。

サンダウンを狙う賞金稼ぎのマッド・ドッグも一時休戦して協力してくれる。

ウェスタンの街並みが作り込まれていて探索がとても楽しかったです。

最後マッド・ドッグと一騎討ちになるんだけど、脳筋プレイヤーなので速やかに倒してしまった。

後で調べたら彼は助ける方法があったようです。

ごめんね。

中世編

7つの章を全てクリアすると出てきます。

魔王に攫われた姫を幼馴染みと共に助けに行くという、よくあるRPGあるあるを踏襲する感じのストーリーなのかと思ったら、魔王を倒した後一変しました。

幼馴染みのストレイボウに裏切られ、民衆に裏切られ、信じてた姫にも裏切られて人間を恨むようになる勇者オルステッド

最終的に魔王オディオになった時、お前かー!! と思いました。

というのも各章のボスが「おでお」的な響きの名前だなとは思っていたのです。

てっきりスタッフの誰かにおでおさんがいるというあるあるなのかと思ってました。

共通点がないと思っていた各章が、黒幕オディオで繋がってたのか…と衝撃でした。

最終章

最終章はおぼろ丸を主人公にしました。

2度魔王オディオ戦で全滅し、装備を集めたりダンジョンに篭ったりで少し戦力強化してから再挑戦してレベル22で勝てました。

最終メンバーはおぼろ丸、レイ、高原日勝、アキラでした。

ちなみにアキラはこれ↓を事前に読んでいたので絶対最終メンバーに入れようと思っていました。

アキラ愛に溢れていて面白いのでおすすめです。

 

 

4人のメンバーは強化していたけど、最後に控えの3人も戦闘に参加させられたのでちょっと焦りました。

控えのサンダウンはレベル20ほどはあったけどポゴはレベル12、キューブは全く強化していないという感じでした。

けどポゴとキューブはポテンシャルが高かったせいか何とか勝てました。

ギリギリだったサブメンバー戦が一番燃えたかも。

最後に7人が1人ずつ魔王に止めを刺して、魔王から分離したオルステッドも魔王に止めを刺して、エンディングです。

熱い展開で満足度がすごいありました。

最終章(オルステッド

最終章の主人公をオルステッドにすると別のエンディングになります。

前のエンディングがすごく良かったのでやらなくてもいいかとも思いましたが、念のため。

魔王オディオが、各時代・地域のボスと主人公達7人を再戦させ、ボス全員を勝たせていくというストーリー。

ストーリー自体はあっさり終わりますが、クリアした時に貰えるトロフィーが「虚しき復讐」だったので本当に虚しいな…と思いました。

余韻が残って良い終わり方だったと思います。

 

以上です。

それぞれ個性のある7章をやりながら、面白いけどこれってなんなの?? と思っていたところに中世編でぐるっと風向きが変わり、最終章で怒涛の戦いでした。

世界救った! という達成感があって楽しかったです。

LIVE A LIVE(ライブアライブ)|感想

LIVE A LIVE(ライブアライブ) -Switch

久しぶりのブログになってしまった気がしますが。

ライブアライブのPS5版をやりました。

 

ライブアライブは1994年にスクウェアから出たSFCRPGで、2022年にNintendo SwitchでHD-2D化してリメイク、2023年4月27日にリメイク版がPS4、PS5、steamで発売になってます。

PS4、PS5、steam版はダウンロード販売のみです。

 

余談ですが、3月末くらいにアマゾンの抽選販売当選の連絡が来て

PlayStation 5 Horizon Forbidden West 同梱版 (CFIJ-10000)

を買いました。

PS5は全然抽選当たらないし、値上がったしでもう買わなくていいやと思っていたところ急にメールが来たので思わず買ってしまいました(チョロい)

その1週間後くらいにソフト同梱のない

PlayStation 5 (CFI-1200A01)

が通常販売になったと連絡が来たので、もう今は普通にPS5が手に入るみたいですね。

で、私はHorizon が同梱だったのでHorizon を始めたわけですが、ずっと switch lite をやってた自分には久しぶりのテレビゲーム&コントローラーで全然うまくいかないわけです。

多分あるあるだと思うんですが、任天堂ハードからPSに切り替えて、◯ボタン=決定、×ボタン=キャンセルが染み付いていて押し間違えまくるという…

PSっていつのまにかずっとこうなんですかね??

(私はPSハードは恐らくPS2以来なもので…)

もっとアクション要素のないソフトでPSハードに慣れたいなと思っていたところに、ライブアライブPS5版発売と知ったのでこっちをやることにしたのです。

Nintendo Switch版をいつかやりたいと思っていたのでちょうど良かった。

 

余談が長くなりましたがライブアライブについてです。

時代と地域の違う7つの章からなるオムニバス形式のRPGです。

各章2〜3時間くらい(短いと30分)で終わるのでサクサクと進められます。

それぞれの章は個性的で共通点はないのですが、最後はそれらが一つにまとまって…という感じです。

(私は各章の主人公7人が最強王決定戦をするのかなと思いながらやってたのですが全然違いました笑 もっとずっと熱い展開になります)

キャラクターデザインを漫画家さんがやってるせいか、ゲームのノリも漫画みたいですごく熱くて楽しかったです。

さらにいうと平成的な雰囲気もあってなんだか懐かしい…

 

HD-2Dのゲームは確か自分は初めてやったんですが、とても綺麗で素晴らしかったです。

ドット絵を思い出補正込みで描き直したらこんな感じになります…というビジュアルですね。

特に幕末編とか西部編とかのごちゃごちゃした街並みがとても映えると思います。

何があるんだろうとワクワクします。

 

音楽は聖剣伝説Legend of Mana の下村陽子さん。

LoM の音楽が好きなので、とても良かったです。

特に中世編以降はLoM みのある音楽ですごく好きだったし、タイトル画面とかボス戦のBGMとか印象に残っています。

 

平成の思い出を令和風にブラッシュアップしたらこんな感じ、というリメイクでとても良いリメイクだと思いました。

原作やったことないですけど、原作の良さと雰囲気はそのままに、古くさくなく、懐かしさはあり…という感じかなと思いました。

難易度は、私は何度もゲームオーバーしましたが少しやり直せばクリアできるくらいの難易度で、詰んでしまうことはないだろうと思います。

サクッと進められて、私はゲームオーバーのやり直し部分も含めて27時間くらいでした。

CharadeManiacs(シャレードマニアクス)|感想③【ネタバレ有り】

CharadeManiacs for Nintendo Switch 限定版

シャレマニ個別ルート感想の続きの続き。最終回。

7人目〜9人目とヒヨリについてです。

以下ネタバレ配慮していませんので特に未プレイの方は見ないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆射落ミズキ

気になる人順に攻略していって7人目。

廃寺くんと凝部くんは重要そうなので後ろに回したので実質最後の人になった。

苦手とかキライとかではないんだけど掴みどころがなくてよく分からなかったのでだんだん後回しになってしまった。

7人目ともなると射落さんが情報局の人だって流石に分かるのでキャラクターの正体という点では意外性はなかったのだけど、展開は意外性があってハラハラした。

異世界配信を止めるために情報局の人間として異世界側と交渉をするのだけど、情報局側に裏切り者がいて交渉失敗してしまう。

完璧そうに見えた射落さんがこんな重要なところで失敗してしまうなんて……

その後これまで犠牲になった大勢のキャストを助けるために1人(ヒヨリ)を犠牲にするか、ヒヨリを助けるために大勢を犠牲にするかの選択を迫られる射落さん。

こういう展開大好きだー!

結局決めきれず射落さんとヒヨリだけが異世界配信の世界に取り残されて、でも諦めないでDEAD END になった大勢のキャストを元に戻す……大どんでん返しはなかったけど楽しかった。

このルートでは異世界配信がどういう仕組みかとかが明らかになるので興味深かった。

これまで1人だけ異世界配信に残る人って時々いたけど、残った後の世界ってこんな感じなんだなとか、キョウヤ√ でDEAD END になった人が戻ってきたのが唐突に感じたけど、戻れる仕組みがあったのだなとか。

展開とかの感想ばかりになってしまったけど、射落さんのことは結局よく分からなかった。

 

◆廃寺タクミ

見た目高校生だけど12歳だっていう廃寺くんは絶対怪しいし、プロデューサーは陀宰くんだったけど真の黒幕的なのは廃寺くんに違いないと思っていた。

なんなら異世界人かと思っていた。

異世界人ではなかったけど、真の黒幕的存在ではあったっぽい。

でもどう頑張ってもBAD END にしかならず「???」のまま終わった。

真相√ が解放されたのでそれを最後まで見たら色々分かるのかな?

とりあえず最後の凝部くん√ を終わらせてから真相√ へ行こうと思う。

 

◆凝部ソウタ

凝部くんは初見では見た目も言動もほとんど興味なかったんだけど、ここまでやって来るうちにすごい気になる人になっていた。

凝部くんは陀宰くんを助けるために異世界配信に戻ってきてたということで、陀宰くんを助けるには別にヒヨリが思い出さなくても良かったんだな。

終盤になって陀宰くんまたこの世界に取り残されるのか、からの凝部くんが思い出してドラマを再演する流れは胸熱だった。

けど結局助けることはできなかった……陀宰くんが助かるには、結局彼の個別ルートか真相ルート? しかないのか……辛。

というかあの世界に陀宰くんが取り残されてるのを知ってしまったプレイヤーたる私は、他の人と幸せになってるヒヨリを直視できないのだが。

陀宰くんの感想ばかりになってしまった。

凝部くんはヒヨリみたいな擦れてない子に興味なさそうと思ってたけど、自分と全然違う考え方をするからこそ気になる存在になってくというのがすごく分かりやすくて良かった。

 

最後に主人公ヒヨリについてちょっとだけ。

ヒヨリはかなりつっこみどころが多い子だったと思う。

(「みんなを信じてる、誰も疑いたくないの!」……このデスゲームの中で?? とか、「忘れるのは嫌いなの!」……といっても何でもかんでもは限度があるだろー! ……とか。すいません)
シナリオ上必要な設定だったというのは分かるから、せめてストーリー中誰でもいいからつっこんでくれてたら良かったのにと思う。

ずっとモヤモヤを抱えていた。

 

以上です!

異世界配信って何? みたいなミステリー的にも楽しめたし、キャラクターたちも魅力的でとても良かったです。

私はゲームをやる時感情のジェットコースターを期待しているところがあるんだけど、シャレマニでは何度かジェットコースター乗せられたので満足度がとても高いです。

CharadeManiacs(シャレードマニアクス)|感想②【ネタバレ有り】

CharadeManiacs for Nintendo Switch 限定版

シャレマニ個別ルート感想の続き。

4人目〜6人目です。

以下ネタバレ配慮していませんので特に未プレイの方は見ないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆萬城トモセ

1周目でルート分岐失敗したトモセ√ 。

幼馴染みで、片方はもっと関係性を進めていきたいけどもう片方は今の関係を崩したくないみたいなよくある感じかと思ってたけど、トモセくんが思った以上にこじらせていた。

トモセは完全にヒヨリの味方と思わせておいて実は異世界配信側の人なのでは?? 等と考えていたら、ヒヨリも同じことを言いだしてトモセをすごく怒らせていた。

このゲーム、自分がこの人怪しいかもと思うと大体登場人物の誰かが同じようなことを言い出すので、私はうまく転がされているなと思う。

そんな感じで2人が険悪な状態になりつつも、誰かが「この感じで2人は付き合ってないのか?」と言っていて本当にそれ、と思った。

壮大な痴話げんかに巻き込まれてた周りの人達が気の毒に思う。

けど何だかんだでヒヨリの運命男は彼だと思う。

 

◆陀宰メイ

5人目になってこの世界にもちょっと慣れてきたなというところで、隔離√ なるものが現れて新展開になった。

陀宰くん、廃寺くん、凝部くんが怪しいということで宿舎から隔離されることになった。

これまでのスポンサーとプロデューサーは誰だというところから、ヒヨリの忘れてしまった記憶という謎が加わった。

途中ヒヨリが金魚のお墓を思い出すシーンがあって、陀宰くんが「私があの時の金魚です」と言い出しそうな雰囲気になって震えた。

陀宰くんは金魚ではなかったけど、金魚のエピソードは私の心が全く動かなくて、金魚の話を引き合いにヒヨリのことを好きだという陀宰くんに全然共感できなかった。

自分の命を賭けるほど好きになった人が、金魚のお墓を作って泣いてる女子高生だなんて納得できない。

「私は忘れない」って言葉を信じたのだということは分かるけども。

変なところに気を取られてしまったけど、陀宰くん√ は壮大なラブストーリーだった。

完全に彼が主役だと思う。

ヒヨリの運命男はトモセくんだと思ったけど、陀宰くんの存在があったなら話は変わってくると思った。

ここでの獲端くんはちょうど良いツンデレ具合で、彼は他人のルートでこそ輝くんだなと思った。

 

◆明瀬キョウヤ

6人目ということでちょっとダレてモチベーションが下がってきている……

キョウヤくんは双巳√ の時に双巳に「お前の正義はなんだ?」と詰め寄られて答えられなくて、偽善者だ……みたいな良くないイメージがすっかり植え付けられていた。

でも絶対そんなことはないだろうとは思っていて、イメージが覆されるはずだと期待していた。

確かにイメージは覆されて彼はスーパーヒーローだったけど、双巳√ とキョウヤ√ は順番逆の方が良かったなと思った。

序盤はずっと彼をうさん臭いと思っていたので。

攻略順で割をくった人だと思う。

キョウヤくんとトモセくんはヒーロー像が対になってるのかなと感じた。

正統派ヒーローだけどいざという時ヒヨリに助けてもらうキョウヤと、特別な力は持っていないけどいざという時ヒヨリを助けるトモセみたいな。

でもキョウヤくんは最後にすごいヒーロームーブをかましてDEAD END になった妹たちも救っていたのですごい奴だと思った。